【 M様邸 リノベーション 】工事日記 2023/5/18〜

市街地のM様邸リノベーション工事です。
M様邸では

・断熱性の向上
・設備機器の更新とプラン変更
・耐震性能の向上

が主な工事内容です。

2階は既存のまま、
施主様が1日のほとんどを過ごす
1階だけに絞って
リノベーションします。

以降は工事日記です。上が最新ですので、下から上へご覧下さい。▼ ページ下へ
2023/8/5

M様邸リノベーション工事が無事に完了しました^^

白い塗り壁に建具は濃いめのブラウンで統一され、設備も上品な木目調です。
そこに杉の赤身と白太がリズムよく混ざったフローリングが加わり、落ち着いた雰囲気がありながらも、明るい部屋になりました。

施工事例に完成写真をUPしていますので、こちらからどうぞごゆっくりご覧ください♪
→ 施工事例【 M様邸リノベーション工事 】へ

最後に
施主様をはじめ、M様邸リノベーション工事に携わって頂いた多岐に渡る協力業者の皆様、ありがとうございました!^^
これからも末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。

2023/8/5

測定時刻は2023年8月上旬 昼過ぎ、天気は晴れです。
エアコンは付けず、窓はすべて閉めた状態で、直射日光が当たらない場所を選択しました。
1階、2階共に、一番南にある雨戸も閉めた状態です。

結果……
@1階:写真左 30.9℃ 湿度67%
A2階:写真中 35.8℃ 湿度60%
B屋外:写真右 35.6℃ 湿度55%
となりました!

断熱をした1階は外気温より5℃低くなっています!
2階は屋根からの熱も伝わり、風通しのある屋外の日陰よりも蒸し暑い状況です…。
断熱効果がしっかり感じられる結果が出ましたね^^

2023/8/5

さて、1階に絞って行った断熱補強工事の効果を確かめるため、実際にデジタル温湿度計で室温を測ってみました!
測定場所は以下の3ヶ所です。

@1階 リビングと寝室の間
床・壁・天井裏で新しく断熱。窓は複層ガラスか、一般のアルミサッシ+内窓(真空ペアガラス)。

A2階 階段上がってすぐの廊下
壁・天井裏は既存の断熱。窓は一般のアルミサッシそのままか、+で内窓(真空ペアガラス)。

B屋外 住宅の東側。
日陰のうち、周りから強く日光が反射してこない場所を選択。

2023/8/4

出窓や2階の窓に内窓を取り付けました。
内窓はLIXILのインプラス、ガラス部分にはスペーシアクールを選択されています。
スペーシアは2枚のガラスの間が真空になっているLow-Eペアガラスで、一般のペアガラスより高性能です。

2023/7/25

外部の状況です。
元の外壁仕上はエマルスキンという、石の色を生かした吹付塗料だったので、補修部も石材調の塗料を施しています。
実際に見てみると境界はかなり目立たなくなりました!

2023/7/25

床の養生を上げました!
画像はLDKから寝室を見た様子です。
岡山県西粟倉村産 節有り杉無垢フローリングに、蜜ろうワックスを塗りました。

節有り杉無垢フローリングは、
・節の模様があるため、傷や汚れが目立ちにくい
・無節のものより安価
・桧のフローリングより柔らかく、触り心地があたたかく感じられる
などの特徴があります。
もし傷が出来てしまっても、濡らした布をあてて上からアイロンをかけると、木の繊維がふくらんで傷が目立たなくなります^^

2023/7/19

洗面台やトイレ等の設備機器を取り付けてもらいました。

M様邸では、
キッチン…………クリナップ ラクエラ
洗面台……………TOTO   オクターブスリム
トイレ……………TOTO   ZJ1
ユニットバス……TOTO   サザナ
を採用されています。

2023/7/14

クロス屋さんが水回りの壁にクロスを貼ってくれました!
薄紫色の壁で、明るすぎず落ち着いた空間に仕上がっています。
ちなみに、天井仕上はチャフウォール塗装です。

2023/7/10

リビング・寝室共に鏝波(こてなみ)仕上となります。
うっすら入ったコテの跡に、柔らかくあたたかみのある陰影が生まれます。

2023/7/10

左官屋さんが薩摩中霧島壁を塗っています。

霧島壁はシラスで出来た自然素材の塗り壁です。
塗り壁の調湿・消臭効果に加えて、空気清浄作用、シックハウス原因物質の吸着効果が期待されます。
施工の際に化学反応で少し膨らむ為、ひび割れが起こりにくいのも特徴です。
少しお値段は張りますが弊社としてもおすすめの内装材です。

2023/7/6

造作家具の製作に入りました。画像は幅0.6m×奥行0.5m×高さ約2mのクローゼットです。
M様邸の建具はPanasonic ベリティスのチェリー柄を採用しています。
ラジアータパインの合板を使用し、オイルステンで色を塗りました。
塗料は額縁の色に合わせて現場で調色しました^^

2023/7/5

天井・壁の仕上塗りに向けて下地のパテ処理を進めています。
石膏ボードの目地に割れが出にくいようにグラスファイバーのテープを貼りました。
さらに、不陸が出ないように、パテでビスの穴や石膏ボードの隙間を埋めています。
仕上がりの美しさに直結する、重要な工程です。

2023/7/3

左官屋さんが外壁の補修部にモルタルを塗ってくれました。
養生の後、元の仕上に合わせた塗装で仕上げます。

2023/6/29

天板はナラの集成材です。
ナラは硬くて耐水性があるため、建材のほか、船やウイスキーの熟成樽に使われてきた材料です。
繊細で美しい木目です^^
後ほどオイルステンで色を塗り、ウレタン塗装で仕上げます。

2023/6/29

キッチンカウンターの造作が完了しました!
カウンター天板には舟形面取り加工を施しています。
天板下側の角、この写真では右下部分を少し削ることで、本来の厚さよりもカウンターが薄く見えます。
加工しない場合より軽やかな印象に仕上がります^^

2023/6/27

天井下地の施工が完了しました!
天井高さは2.4mと、圧迫感なく高すぎない印象です。
窓額縁や建具枠も取り付けられました。

2023/6/24

1階の天井に断熱材を入れました。
写真右奥に写っている寝室は上に屋根がかかっており、外部に接するために熱負荷が高くなります。
そのため、壁に採用している断熱性能の高いネオマフォームを天井にも採用しました。
一方、LDKは上に2階が乗っているので直接外部には接さない分、それほど熱負荷はかからないので、ネオマより安価な高性能グラスウールを採用しています。

2023/6/24

リビングの状況です。 壁下地の施工が完了し、天井下地となる石膏ボードを留めるための材を施工しました。

2023/6/20

寝室の状況です。
耐力壁の施工が完了し、壁下地の施工に入りました。

2023/6/17

外部では、サッシの取付と外壁下地の施工が完了しました。
写真のサッシは元々引違い窓でしたが、お隣の家と近いので小さな縦すべり窓に変えています。

2023/6/17

リビングにも構造用合板を張っていきます!
合板を張ると一気に部屋らしさが出ますね。

2023/6/15

こちらはリビングから水回りを見た様子です。
キッチンから水回りへ行けるように新しく開口を作っています。
開口部の周りにも構造用合板を張り、耐力を確保します。

2023/6/15

寝室とリビングの境の壁を作る柱を建てました。
この部分は構造上弱点となる部分だったので、構造用合板を張って耐力壁にします。

2023/6/12

壁と床下の断熱材を張り終え、フローリングを張っていきます!
LDK・寝室には杉無垢のフローリングを、水回りにはメープルの無垢材にウレタン塗装をしたフローリングを採用しました。
写真は寝室の床です。全貌は養生を上げてからのお楽しみです^^

2023/6/9

LDK・寝室にも断熱材を設置していきます。
床に見える部分は作業のための仮足場です。
フローリングは壁の断熱材の設置後に施工します。

2023/6/9

ユニットバスの施工をしています。
写真のようにお風呂の外周の壁に断熱材を張ると、冬でも浴室が温かく、どの施主様もとても喜ばれます。
おすすめのリフォーム内容です^^

2023/6/8

水回りに、土台などの構造材と断熱材を設置しました。
床下となる材には、腐れや白蟻に強い米ヒバ材を選定しています。
また、仮受けのポストを撤去して柱を建てました。

M様邸は元々グラスウールで断熱されていたのですが、ネオマフォームやフェノバボードなどの、性能が高い断熱材に入れ替えます。
出来るだけ隙間ができないように断熱材を入れた後、気密性を高めるためにテープや発泡ウレタンで小さな隙間を埋めていきます。

2023/6/5

基礎立上り部分の型枠が外され、水回り部分の基礎の完成です!
設備屋さんが給排水の配管工事を行っています。

2023/6/1

既存の基礎はひび割れも無かったので有効に再利用しますが、水回りの基礎はプラン変更に伴い、一部解体して新たに基礎を打設していきます。
プラン変更に伴い、配管も再施工しています。

2023/5/22

キッチン側から見たリビングの状況です。
南側の大きな掃き出し窓を高性能にして、断熱性能の向上を図ります。
こちらも腐食や虫害による被害はありませんでした。

2023/5/19

水回りの状況です。
浴室の壁を解体しましたが、腐れも無く、一安心です^^
新たな柱を設置するまで、写真中央に写っているポストで2階の妻壁を支えます。

2023/5/18

M様邸リノベーション工事 着工です!

1階のLDK、寝室、水回りの解体をします。
間取りの変更によって壁や柱を解体した所には、ポスト(パイプサポート)を設置して胴差を仮受けしておきます。