薩摩中霧島壁

主原料は、火山灰(シラス)

「薩摩中霧島壁」は火山灰・白洲(シラス)の珪酸質成分を主成分として、100%自然素材のみを用いて開発された内装用仕上げ材です。本品は特に良質の白洲を産出する霧島山麓中霧島地区から最も左官に適したものを選び、素材の風合いを活かし精製加工致しました。

人にも、地球にも、やさしい

ここで紹介している人へのやさしさのほか、人為的な二次加工を施さない(他の自然素材の多くは約1,000℃の熱を加えるなどの加工をおこなっています)ので、エネルギー資源のムダがない、将来建て替え等で壊した場合には自然の土に還る、などの特長があります。

化学物質ゼロの安心感

アトピーや喘息、過敏症でお悩みの方にもうれしい「薩摩中霧島壁」は主原料・副原料ともに、自然素材に徹底的にこだわりぬきました。そのためホルムアルデヒド、トルエンなどの化学物質を一切出しません。ですから「薩摩中霧島壁」は、今話題の「壁材によるシックハウス問題」とはまったく無縁です。

エッ、こんなに?の実験データ

「薩摩中霧島壁」は業界で初めて、専門機関による消臭性能の測定を実施しました。例えばタバコやペットのアンモニア臭なら、ほぼ30分で完全に消臭します。しかも、壁材以外から出たホルムアルデヒドまでも消臭。

なんと、殺菌まで!

ちょっと難しい話になりますが、シラスの成分中のチタンに光が当たると、「水酸基」さらには「スーパーオキサイトアニオンラジカル」が生成されます(これを「光触媒」と呼びます)。この「水酸基」「スーパーオキサイトアニオンラジカル」が不純物の分解・殺菌の能力をもっているのです。ですから壁に触れたり、壁の内部を通過した空気は常に浄化され、いつもキレイ。つまりは空気清浄機いらず、というワケです。

カビ、結露も抑えてくれる

吸放湿性に優れていて、湿気や水分が溜まりません。ですからカビや結露が発生しにくく、アレルギー症状でお困りの方には特にうれしい壁材です。壁に向けて水をスプレーすると、他の壁材だとすぐに水が垂れるのに、「薩摩中霧島壁」は垂れません。吸収力が段違いなんですね。

高原みたいに、おいしい空気

研究を続ける中で、シラスにはマイナスイオンを放出する性質があることがわかりました。疲労を軽減し、リラックスさせてくれるマイナスイオン。それがお部屋で楽しめるなんて、最高ですよね。

以上 (株)高千穂HP より抜粋

さらに嬉しいことにこの壁は石膏で硬化させるので、その特性上硬化する際に膨張する性質があり、ヒビが入りにくく、大きな壁面にも安心して使用できます。