省エネルギー

省エネルギー性能の現状

ごく普通の家の冷暖房はその質が悪く、ストーブにあたっている方は暖かいのに背中はスースーしたり。冷暖房している部屋と廊下、トイレ等との温度差が大きく血管、心臓に負担が掛かり最悪の場合死に至ることもあります。
(ヒートショック、お悔みに行く件数はやはり夏・冬が多いと思いませんか?)
また、室内外の温度差が大きいので結露が激しく、腐敗・カビ・アレルギー等の原因となる事などが指摘されています。
その上、大変エネルギーのロスが多く熱がドンドン逃げてしまいます。夏はエアコンの廃熱でヒートアイランドという
現象も都市部では起きています。省エネルギーに関しては家よりも命、地球が危ないと言う方が良いかもしれません。

(実は住宅そのものにとっては、省エネルギー性能の低い方が壁の内部結露、腐敗などの問題が少なくなり耐久性が良くなります。)

このままですと家計にひびくのはモチロン、エネルギーの元になる石油の埋蔵量も先が見えてきたようです。次世代の子供たちが、この限りある地球上で生きていけるように、今から出来ることはやっておきたいと思います。
『うちの親父やお爺さんの時代に地球が温暖化になり始めた。あの時、もっと先の事考えて始末してくれとったらなァ』なんて言われたくないですよね。


◆ 省エネルギー性能の現状(1996年頃)◆
断熱材 断熱材無し、若しくは壁と天井にグラスウール50〜100mm程度

断熱性が悪く、隙間だらけなのでガンガン
冷暖房しても熱がドンドン逃げていく。

ストーブにあたっていても前は暖かいのに
背中はスースーする。

冷暖房している部屋と廊下、トイレ等との
温度差が大きく心臓に悪い。
ヒートショック

室内外の温度差が大きいほど結露が激しく、
断熱性能の低下、木材の腐敗、カビ、
アレルギー等の原因となる。

開口部 アルミサッシ、単板ガラス
隙間 昔の家はモチロンのこと、最近建築された家でも、サッシ・スイッチ・巾木周りには隙間が。
壁内結露 室内側に防湿層、室外側に通気層が無い。

播磨地方で高断熱高気密は必要なのか?

『そもそも温暖な瀬戸内気候の播磨地方で、高断熱高気密住宅は必要なのでしょうか?』と、よく質問を受けます。
当地方でも冷房をしない家庭はありますが、暖房しない家は全くないと思います。
高断熱高気密住宅は気候の良い春や秋には必要ありません。この工法は家の内外の温度差を大きく保つための工法です。 例えて言えば黒部ダムのような温度のダムですね。ですから、高断熱高気密住宅では、今まで部屋ごとに冷暖房していたエネルギーで家中隅から隅まで快適にする事が可能です。
この『家中隅から隅まで』が大切な所で、冬なら比較的低い温度でも快適に感じますし、 ヒートショックも少なく、夏の冷房はドライ運転だけでも大丈夫です。(正直言って、個人差はありますが。)

高断熱高気密住宅にすると、冷暖房の量(期間)が少なくなりますし、室内環境の質が大幅に向上します。

 
 
間にあうかもしれない  今なら…
明日の子供たちのために
美しい地球と長い間つき合っていきたい
『 未来とは今である 』

【サーモシェル】については こちら ⇒