田代工務店
Expect 2008

−おいしい空気の家 for 健幸−
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  生命の源である『きれいな空気』を呼吸し、『おいしい水』を安心して飲みたい。
豊かな森が空気と水を生み、それらが美味しい安全な食べ物を育む。
そして、健幸な住まいも森から運ばれてきます。

《自分の家の木がどうやって作られるのか知りたい》

施主さんと一緒に土佐の高知まで見に行きました。
 

その前に、グッドニュース!

弊社の仕入先である森昭木材さんのグループが
伐採→加工→出荷の一貫した工程で

SGEC『緑の循環』森林認証
を取得されました。
 

 高知新聞平成19年3月29日


森林認証制度はサスティナブルな森林経営を通じた環境保全と循環型社会の形成を目的に創設されました。
消費者にとって、SGEC『緑の循環』のラベルは環境に優しい林産物であることを識別するためのツールをなります。
森林経営者にとってはこの制度が広がる事により地域の活性化を図り、サスティナブルな森林管理を行い、生物の多様性豊かな、水と土壌を守り、温暖化防止に役立つ森づくりを進められるようになります。

うれしい事に、森昭木材では森林認証取得によるコストアップはしない方針です。
発注時にSGEC『緑の循環』認証材と指定すると、環境に優しい森林認証材が納品されます。
 

 詳しくはSGEC 『緑の循環』認証会議HPへ
 


では、土佐へ出かけましょう。
 

森昭木材は高知県の領北地方、四国のど真ん中、早明浦ダム辺りにあります。
材木はこの上流の愛媛県との県境にある寒風山山麓から伐りだされます。
ここまで登ってくると、辺り一面の森林に入ると身も心もリフレッシュ出来るのが分かります。

 

ここは間伐現場です。中央に明るく見える所に残されたのが良材で70〜80年まで育てられます。 
倒す方向を決めて、チェーーソーで受け口と追い口を刻みます。

*伐採の場面写真は高知ではありません。

追い口にクサビを打込み木を倒します。ですが今回は…。
この場合、奥の木がなかなか倒れないので、手前の木を奥の木にもたれかけさせ、2本同時に倒していました。
伐採された木は葉枯らし乾燥され300%程もある含水率を100%程度まで落します。

ありがとう。チャンと使わせてもらうからネ。

ヨキとスチールのチェーンソー
索道のウィンチ
ウィンチから何本ものワイヤーを繰出して集材します。
高知県の索道技術は大変優れていて、100〜200m間隔で2本の親綱を張り、向こう側の峰までの50haもの現場をひとつの索道でカバーしてしまいます。

こんなワイヤーをどうやって張るのでしょうか?
実は最初はラジコン飛行機を飛ばして細いヒモを張り太いワイヤーを引張っていくのだそうです。

集材中
写真の真ん中の集材基地まで運びだします。
そこにはバックホーが待ち構えていて次々と枝打ちし定尺に切断していきます。
バックホーの腕の先の機械がハーベスタで1200万円以上する高価な機械です。これ一台で枝打ち、定尺切断、運搬等を行えます。その早さにはビックリ。  
ストックしておき、トラックで市場まで運搬します。
市場では樹種、寸法別に整理しセリ市を待ちます。
手前は桧、奥は杉
中央は杉の丸太で、80年生程度です。
レイホク木材市場の日本で唯一の原木グレーディングマシンです。体積、質量と打音測定から含水率と強度を測定しナンバリングされグレードごとに選別します。
グレード分けされた杉材。
森昭木材
まず、皮を剥きます。
乾燥する時に材木が縮んだり反ったりするので、仕上の削り代を見込んで発注サイズより15mm程度大きく製材し ます。
これを蒸気式乾燥機で7〜10日程度乾燥し含水率を25%程度まで下げます。
 
ところが

杉には白線帯という赤身と白太の間により一層白い部分が有ります。

ここには弁が有り、伐採された瞬間に自分の命を守ろうと内部の水分を放出しないように閉じてしまいます。

ですから、杉の場合は辺材は乾燥しやすいのですが、内部まで均一に乾燥させることが大変困難になり、様々な工夫がされています。

弁の拡大
乾燥機から出てきました。

木材の寸法変化から言えば含水率は低い方が良いのですが、乾燥しすぎると今度は粘りが無くなり衝撃を受けると一気に曲げ破壊されてしまいます。

 

『オーッ!! これがウチの材料か。真っ黒やのォ』

やはり、人工乾燥ですから枯れた色になります。

 

現在建築中のお施主様と一緒に高知の伐採現場から市場、製材所と見学に600km走って来ました。

施主と私たち大工は材木がどこでどうやって造られるのか非常に興味がありますので、大抵の所へは訪問します。高知の森昭木材の社長(写真右の人)は大喜びであらゆる所へ案内してくれます。

話を聞いていると、

『そら〜、根性入れて造っとうきに、山の方もどんな人の家になるんか知りたいきにねぇ。』

あっそうか!!  ここで開眼。

《生産者も消費者もお互いに顔が見える関係》

コレです。

この関係を築ければ皆安心して仕事が出来ます。仕事を任せられます。

 

ここで話は突然飛びますが、狂牛病に端を発する一連の食物に対する不信感もこの関係が築ければ解消すると思うのですが…。

ほうれん草が中国から空を飛んで来るとなると…ムムム。

でも、ちょっとその気になって回りを見渡せば安心な物は一杯あります。例えばウチの近所ではグリーンライフさん(0794-95-2471,HPなし)がgood!!

ここで白状してしまえば、グリーンライフ代表の花房さんは私が陰ながら師と仰ぐお方なのです。

(陰ながらはオカシイか???)

最後にモルダー(4面カンナ)で製材し直します。
明石海峡大橋を通って納品されます。

節がたくさんある木を使う事は家族だけではなく森林を守る事なのです。

Think Global Act Localityです。

 

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