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サーモシェルのしくみ 高気密と換気の関係 サーモシェルFAQ

断熱の工法は日本中に50種類以上あり、それぞれ一長一短があります。

弊社が採用している外張り断熱 工法と一般的な充填断熱工法との違いをあるお客様とのやり取りの中から

Q&Aでご説明いたします。

チョッと長いですが、健幸な暮らしのために、根性入れて読んでみましょう。

 

Q

「外断熱工法は、構造体への耐久性への貢献、構造体部分で生じる熱欠損を起こさないので有利である。」 という記述が多いなか、私はある本で木造軸組み工法などの木造住宅においては、内断熱の方が優れているという記述を見ました。

それは

@外断熱は構造体を室内環境にさらすため、薬品処理した木からのガスが室内側にこもる。

 (計画換気がされているとしても)
A一般的に外断熱は床下が断熱されない場合が多いため、内断熱に比べ冬季、床が冷たい。

というものですが、どうお考えですか?

A @について

 

もし薬品処理していたらこの通りです。(計画換気がされているとしても)は、少々疑問ですが。

床下について
弊社ではコンクリートに接する土台(米ヒバ)の裏面だけにキセイプロもしくは木酢液(火事場の匂いを虫が避ける)を塗布し、銅板を敷いて(銅が酸化すると緑青が生成されますがこれが虫(人間にも)に効果があります。)史上最強最悪問題である白アリの予防をしています。
そして床下の湿気を排出すると共に木酢液、緑青に含まれる成分、基礎断熱に使用するスタイロフォーム(押出し発泡ポリスチレン)から揮発するVOCが室内に流入しないように室内から床下へ空気の流入口を設け、床下には計画換気の吸気口を設けて確実に排気しています。

この【確実】にというところが肝心な点で、外部の風速、気温等に影響されないように確実に換気するために気密が必要になります。(気密性能C=2以下保証。目標はC=1以下。)

内断熱の家では、床のフローリング直下に気密シート(ポリエチレン)を張詰めて気密を取りますので室内には流入しにくいと思います。
弊社でも床下断熱の方が暖かいだろうと思い、1軒だけフローリング下で気密を取りましたが、作業が無茶苦茶大変でしたし、基礎断熱のお宅と比べても床の表面温度は体感上ほとんど変わりませんでした。

基礎断熱は本当は基礎の外側でとりたいのですが、それこそ白アリの標的になるのでやむなく基礎内側にしています。だから、土台の下面だけは外部環境である基礎コンクリートに直接接しています。

 

柱、壁について
住宅金融公庫の仕様では地面上1mは薬品処理しなさいとありますが、耐久性の高い、ヒバ、桧、杉、栗等を使用する場合は処理しなくても良いとの例外規定がありますので、弊社では柱には防腐剤、防議剤は使用していません。防カビ剤も材木屋に不使用を指定します。だから、薬品についての心配は不用です。

内断熱の場合、柱の内側で気密シート(厚さ0.150.2mm)を張りますので、薬品を使用していても室内に揮発する可能性は低いと思われます、が、構造材の乾燥、振動等による経年変化のために気密の低下が懸念されています。(弊社が以前に加盟していたFPにしても構造材の乾燥については耳にたこが出来るほど言われていました。)

以上のことから外断熱の場合、構造体は良い環境の室内にあるため大丈夫だと考えています。


Aについて

 

床下についてのところで書きましたが、
床下に室内の空気を導入し、年間通して1417℃とほぼ一定の地中の温度(地熱)も期待できると思われるので、問題ないと思います。実際表面温度計で測定し18℃
あれば素足で触れても冷たくありませんでした。HA'S HOUSEのお宅のタイルの床にしても奥さんの話では全然冷たくないとの事でした。

又、ベタ基礎にした場合、比熱の大きい(たくさん熱を蓄える)床下コンクリートがあるので床下断熱に比較すれば室内の温度変化がゆるやかになります。

 

Q 断熱材にウレタンやスタイロフォームを使用するそうですが、自然素材の使用と矛盾しませんか?
A

ハイ、ご指摘のとおりです。

しかし、現時点ではこの組み合わせがベストだと考えています。

断熱材には、グラスウール、ライブウール(羊毛)、ポリエステルウール、セルロース(古紙)、炭化発泡コルク、発泡ガラス、発泡ポリエチレン(旭化成のサニーライト)、スタイロフォーム、硬質発泡ウレタン、発泡フェノール樹脂(ネオマフォーム)等がありますが、断熱力はモチロン、選定する上で最も注意したいのは吸湿性です。

繊維系の断熱材では例えば、冬、室内の湿気た空気が断熱材の中を徐々に外部に向かっていくにつれて温度が低くなるとある温度(露点温度)まで下がるとそこから先は水分が出てきます。その水分が繊維を湿気させてしまう。その繊維と接している構造材まで湿気ると、腐食、シロアリの餌食になる原因となります。

だから吸湿性がなるべく少ない発泡系の断熱材を選びます。これらは、VOCが揮発する可能性のある断熱材ですから使用方法には特に注意しています。

 

Q もし内断熱にしてしまったら、室内の板張りや、土壁はどうなるのだろう。2階天井は屋根まで吹き抜けできなくなるの?等、わからないことだらけです。ご意見をお聞かせ願います。
A 内断熱と室内の板張りや、土壁は直接関係ないと思います。(可能です。)
*竹で下地を組んで荒壁を塗って、外断熱すれば性能も価格も最高!!

2階の勾配天井は屋根面で断熱気密すれば可能だと思います。
*住宅雑誌で見かける大きな吹抜けの家こそ高断熱高気密しなければ寒くて寒くて住めないと思います。
Q そもそも播州地方で高断熱高気密住宅は必要なのですか?
A

もし、一年中暖房も冷房も全くしない家なら必要ありません。

しかし、当地方では全ての家庭で暖房は使用していらっしゃると思います。

お宅の冷暖房費はどれくらいかかっていますか?

サーモシェルにすれば確実に半分以下に出来ます。

 

経済的なメリットの他に

 

@外部の騒音がとても静かになる。(反面、室内の音は反響しやすくなります。)

A計画換気のおかげで梅雨時分の湿度が低くなる。

Bエアコンのドライ運転だけで結構快適に過ごせる。

C窓ガラスからの冷輻射、対流による温度差が少ないので、

 (冬)17℃〜18℃の低い温度で過ごせる。

D家中、隅から隅まで温度差が少ない。

 →老人が夜中にトイレ、浴室に行って急に具合が悪くなる(時には死に至る)

  原因のヒートショックがなくなる。

E花粉、ホコリが侵入しにくい。

F建物の耐久性が高くなる。

 

等、様々なメリットがありますので総合的に判断していただきたいと思います。

Q これは妻からの質問です。高気密にした場合、コストアップはどれぐらいですか?
A

高断熱高気密とコストの関係ですが。
次世代型省エネ基準高断熱高気密ですから。
高断熱高気密を求めるお客様には、公庫のW地域(播州地方)のレベル(熱損失係数=3.95(3.40))では満足して頂けないと思います。
反対に言えばこのレベルで『高断熱高気密』と言えば、クレームの対象にもなりかねないと思います。
100万円/戸の割増し融資さえ受けられればよい方は別にして、ハッキリと効果が確認できるレベルはQ=2.0kcal/m2h℃以下だと思います。
このレベルを実現したある現場(延床面積100uの3階建て)の費用は
下記の通りです。

基礎断熱材(スタイロフォーム50mm)=36800
外壁断熱材(アキレス外張り50mm)=378700
気密テープ=89010
屋根パネル木材料=146540
屋根スタイロフォーム100mm73600
気密用現場発泡ウレタンスプレー=128800
気密用コーキング=18400
断熱気密工事費=460000

計画換気設備=469870円

普通のアルミサッシとプラスチックサッシの値違いが約100万円
普通の仕様との相殺分約▲500000円

合計2301720円になります。
(40坪以上のお宅では外壁面積が小さくなるのでもっと割安になります。)


これをどう判断するかはお客様しだいなのですが、
仮に耐用年数30年とすれば、6394円/
仮に耐用年数50年とすれば、3836/月となります。
+計画換気のランニングコストは強運転の場合860円/月程度です。

以前の48坪のお宅では
前の冬は温水ファンヒーター一台だけで家中隅から隅まで17℃程度
この
前の夏は何とかエアコン不使用で過ごされました。

さて、これをどう判断しましょう?

 

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